まだ誰も知らないパワースポット紹介・その3

お酒につよそう、とよく言われるが、実は全く飲めない青園シュウです。

まだ誰も知らないパワースポット紹介も「芥川龍之介の撰文碑」「大宮公園小動物園のフラミンゴ」と来て今回が三ケ所目。

今回もコロナ渦でなかなか遠出ができない事もあり、引き続き埼玉のスポットになります。

今回は誰も知らない、と言うほどではないかもしれませんが、知る人ぞ知る、と言う本当におすすめのスポットです!

場所は埼玉県入間郡越生町と言うところにある「黒山三滝」です。

この滝は、過去には「新日本観光地百選」の「瀑布の部」で第9位に選ばれたほどの場所で、大変美しい滝です。

三滝と言うのは「男滝」(おだき)「女滝」(めだき)「天狗滝」の3つの滝の事を指し、それぞれに趣があり、大変神秘的なたたずまいの滝でした。

室町時代には山岳宗教修験道の拠点として信仰を集め、明治時代から観光地としても大変人気の場所だそうです。

今回自分も初めて行きましたが、どこを切り取っても神々しく、大いにパワーを感じてきました。

まず入り口ゲートをくぐり、しばらく歩くと、何故か大きなハート型のオブジェがあり、そこが恋人たちのフォトスポットになっています。 しばらく歩くと、最初に「天狗滝」が左手に見えてきます。何となくここは後で見たいな・・・と感じ、更に上を目指して歩くと、15分ぐらいするとお団子や、お土産店、釣り堀などもあり、完全に観光地化している様子でしたが、昭和を感じさせる趣の感じで、なかなか良い雰囲気でした。

結構長い階段を上ってしばらくすると、ゴーゴーと言う滝の音が聞こえてきます。

橋がかけられた先には、2つの「男滝」「女滝」があり、まるで本当に男女が仲良く寄り添って流れているようにも感じ、大きな迫力ある滝と言うほどでもありませんが、とても上品で、自然の優雅さを感じる事が出来る滝だと感じます。

修行で滝に打たれるには丁度いいとも思いました。

岩の苔や、周りの緑も素晴らしく、春夏秋冬素晴らしい顔を見せてくれると感じます。特に秋の紅葉の季節には是非もう一度訪れてみたいと強く思いました。

滝の隣ではお寺と思われる場所から何かお経のような音がしており、また占いなんかもあり、とても神秘的な雰囲気も醸し出しています。

滝の下は比較的浅く、岩を伝って滝の下まで行く事も出来るので、凄い迫力を目の前で感じる事も出来ます。カメラで滝の真下から写真を撮っていた方もいらっしゃいました。

帰りは途中に焼き団子やイワナ、椎茸の串焼きなどを販売している釣り堀もあり、そこでちょっと休憩。 とても美味しい焼き団子を食べながら、お店のおばさんに話しかけられ色々話し込んでしまいました(^^;

最後は、最初にスルーした「天狗の滝」を見に奥へ・・・ここはこの「三滝」のメインと思うような、本当に神々しい空間になっていて、まるで岩山が割け、その間から滝が流れ、更に奥から太陽の光が差しこんだような、本当に絵になる滝で、ここの入り口から奥に向かって広がる立体的な迫力ある空間をカメラにおさめる方も多かったです。

自分も岩の階段を一番奥まで登り、丁度その時間に、まるで自分が来るのを待っていたかのように太陽が真正面の木々の隙間から差し、1日で数分間しか見られないその素晴らしい神々しい景色を見る事が出来ました。何となく最初に感じてスルーしたのは、これがあったからか・・・と納得。

思わずその太陽の光と、滝のパワーを全身でいただくべく、手を伸ばしました(^^)

後で写真を見たら、太陽と神からのパワーをもらって、自分の手から何かオーラが放出されたような光も写っていて、思わず待ち受けにしたのは言うまでもありません(^_-)

本当にこれぞ「パワースポット」と言うような雰囲気を全身で感じる場所なので、是非訪れていただきたいです!

帰りは車で30分ぐらいの所に小江戸川越もありますので、ちょっと川越観光を楽しむのも良いコースではないでしょうか?

因みにお車で行かれる際は、無料の駐車場がゲートの少し手前と、ゲートの少し先にありますが、直ぐに満車になってしまうので、午前中の早い時間に訪れる事をお勧めします。

ではでは。