まだ誰も知らないパワースポット紹介・その1

最近、家のアレクサが呼んでもないのに反応する頻度が高まっていて怖くなっている青園シュウです。

世の中にはいわゆる『パワースポット』と呼ばれる場所が沢山ありますよね。例えば有名所ですと日光東照宮とか清正の井戸とか富士山とか・・・自分の住む大宮には、今の東京、埼玉、神奈川を合わせた「武蔵国」の氏神社でもある「大宮氷川神社」もありますし、大宮と言う地名が「大いなる宮」からきていることから見ると、昔からパワー溢れるスポットだったことがうかがえますよね。お近くにお越しの際は是非訪れてみてください。

パワースポットでの効果的なパワーの頂き方は、なるべく一人か少人数で、なるべく空いている時に、ひっそり、おごそかに時間と空間を共有し、ご利益を全身で感じるのが一番だと思います。

そんなわけで、仕事の関係で、国内外の出張も多く、パワースポット巡りも好きなので、まだあまり一般的には知られていない、静かで穴場ともいえるレアなパワースポットを色々とご紹介していきます。

あと、属性がどうのこうのとか、パワースポットには色々な捉え方の定義があるようですが、そんな細かいことは気にせず、自分が潜在意識でパワーを感じ取った、あくまでも青園シュウ独断の場所なので、そこはご了承くださいね(^^;

初回は、自宅のある埼玉の大宮からほど近い「蓮田」と言う場所にある「根金稲荷神社」と言う場所です。古くは江戸時代からこの一帯の地域が合併や独立を繰り返す歴史的に複雑な環境の中で、小集落の神々が一つの神殿に祭られ、十羅刹如女(じゅうらせつにょ:鬼子母神などの仏教における10人の女性鬼神)や愛宕社などが祭られているそうです。

なぜここがパワースポットかと言うと、神社周辺の静寂を感じる雰囲気はもとより、蜘蛛の糸、羅生門、地獄変など数々の名著で有名な、文豪「芥川龍之介」の最古にして日本で唯一の自選自筆の撰文碑があるからなんです。

この撰文碑には、蓮田出身の関口さんと言う方が行った数々の善行に感銘を受けた芥川龍之介が送った言葉が書き記してある大変珍しい撰文碑で、以下のような経緯があった様です(因みに撰文碑には「正直の頭に神宿るとはかう云ふ人」(正直な人には、必ず神のご加護がある)と書いてありました)

【蓮田出身の関口平太郎と言う方が、幼いころに病気を患い、足が不自由になったため、按摩師(あんまし)になりました。平太郎は子どものころから、困っている人を見過ごせない心の優しい人物で、明治38年に東北地方が大飢饉(ききん)に襲われたとき、子どもたちに筆や墨・紙・教科書などの学用品を贈り、また、大正5年、平太郎の出身地である平野村などに、就学奨励金を寄附しました。こうした数々の善行をたたえた碑文が書かれたのは、大正6年、平太郎33歳、龍之介25歳のときです。一時期、新宿で按摩業を営んでいた平太郎の所へ、近所に住んでいた龍之介が平太郎の治療を受けたことによって、二人は知り合ったと言われています。以来、二人の親交は龍之介が35歳で亡くなるまで、長い間続きました。】(参考:はすだ観光協会

芥川龍之介(1892~1927)

これだけ素晴らしい善行をした人に贈られた撰文碑で、しかもそこにあの芥川龍之介の自筆の言葉があり、それが由緒ある神社にあると言うことが重なれば、これは強いパワーを感じずにはいられません!

そして思わず、いつも使っているお気に入りのペンを撰文碑の下において、「文章がスラスラと上手に書けますように・・・」と願掛けをしたのは言うまでもありません(^^)

物を書くお仕事の方、他にはないパワースポットをお探しの方、一度パワーを注入しに訪れてみてはいかがでしょうか?