⛩十二日まち🐇

『十二日まち』

昨日は毎年12月12日にさいたま市の浦和にある調神社(つきじんじゃ)で3年ぶりに規制なしで開かれた十二日まち(じゅうにんちまち)に行って来ました。

この大歳は新宿の花園神社などが有名ですが、江戸時代など、もっと古くからあるかと思っていたら、意外にも歴史は浅く、明治25年頃から始まったらしく、当時は年の暮に「歳末市」として、熊手や神棚などの縁起物の他、新年の飾り物や正月用品、食べものなどを売る店が沢山出店し、今で言う『歳末セール市』みたいな感じで、年末年始に必要な物を買う場所だったみたいですね。

今回新宿も大宮氷川神社の十日市も予定があり行けなかったので、昔少し住んでいて良く訪れた浦和の調神社に来てみました。

かなりの人混みで、全く前に進めない混み具合でしたが、コロナが一つの終わりをむかえた事を感じる事が出来、少し嬉しくもありました。

縁起物の熊手を見ると年末感をグッと感じますよね。 恒例のお化け屋敷などもあり、活気がありましたよ。

浦和の調神社は、地元ではみな「つきのみや神社」とよんでいて、鳥居がない神社として全国でも有名で、普通の神社には必ずある狛犬がなく、代わりにウサギが置かれている全国的にも珍しい神社です。これは調神社の調が月と同じ読みから、月=ウサギと言う連想でそうなったみたいです。

縁起物とウサギと沢山の人の楽しそうな雰囲気からパワーを貰えた一日でした(^_−)