ダウジング占い入門・1⃣

ダウジングの魅力とやり方を知ってもらいたく、なるべく詳しく、丁寧に解説していきたいと思っています。

今回は2回目。前回に引き続き、水脈や鉱物を探すためのダウジングが宗教上の理由で地下に隠され、忘れ去られ、そしてその後、どのような理由でまた注目させるようになったのか?からお話します。

一旦は宗教的な理由に影をひそめ、地下に隠れていたダウジングですが、19世紀に入って「産業革命」が起こり、蒸気機関車が発明され、その蒸気機関車を動かすための燃料として「石炭」「石油」の需要が急激に高まりました。

石炭や石油など、地下に埋まっている資源の探索方法としてダウジングは高い効果を上げ、アメリカを始め、世界各地でダウジングが使われ、その性能と効果に注目が集まったのです。

ダウジングとして今でもよく知られているYロットやLロットなど、金属で出来たダウジングが使われ始めたのもこの時期だと言われています。

一方、日本ではどのようにダウジングが伝わり、広がっていったのかと言うと、実はあまり詳しい事はわかっていないのですが、いくつかの説としては、平安時代に弘法大師(空海の事ですね)が遣唐使として中国に渡った際にダウジングを教わり、帰国した後「空海の井戸」と言う名前で井戸を掘る活動をし、その時にダウジングが使われていた様です。

また別の説では、戦国時代に来日した宣教師がダウジングを伝えた、と証言する方もいたようですが、実際の所は信用に値する資料は特に見つかっていない為、残念ながら各地での言い伝えレベルになってしまっている様です。

恐らくですが、前回も書きましたが、日本では至る所に水脈もあり、石油も出ない事から、ダウジングの有効性にあまり注目が集まらなかったのかもしれませんね。

ではその後日本で、今の様にダウジングが広く知られるようになり、広まったのはいつか?と言うと、意外にもここ5~60年の話で、1970年代ごろから始まった「オカルトブーム」(マスコミではユリゲラーさんや冝保愛子さんなども活躍した時期で、その後雑誌ムーやノストラダムスの大予言がベストセラーになる)にきっかけがあるようです。

ハッキリとした信用できる資料として記録に残っているのは、1970年代の終わりに、水道局での使用が知られています。

国のお役所である水道局でダウジング(L字ロット型を使用した様です)を使用していた事は意外でもあり、その有効性を全国に広げる事にもなったんですが、当時は水道管の水漏れや劣化を探す為に使われたそうです。

その後、音を感知して水道管の水漏れを探す精巧な機械が発明され、ダウジングは使われなくなったようです。

その後2000年に入り、第3次と言われるオカルトブームが日本で広がって、再びダウジングにも注目が集まりました。

この第3次ブームでのダウジングの特徴としては、今までの様な野外での使用を想定したY字ロットやL字ロット型のダウジングではなく、室内で地図や質問をはい、いいえで検知させるような「卓上ダウジング」が広く支持されるようになります。

そう、ここでようやく『ペンデュラム』、振り子型のダウジングが知られるようになるんですね。

その手軽さや、ストーンなどの見た目のおしゃれさからブームとなり、現在では「ダウジング占い」として認識されるようになりました。 

現代のダウジング占いは、単にYES or NO の簡単な質問のみならず、失くしものの探索、不明者の探索、方位や場所の特定、色の決定、数字の決定、身体の悪い個所の特定、家の中の邪気などの溜まる場所の特定など、ありとあらゆる項目を調べる事が出来る占術、ツールとしてめざましく発展しています。

また、ペンデュラム・ダウジングはこれ以外にも、瞑想の導入の為の道具、脳の閃きや直感を引き出すための道具、お守りとしてなど、精神性を高めるツールとしても広く認知、活用されており、気軽に持ち運べ、心と身体、運気までもコントロールできる、一つあれば何役もこなせる大変便利な道具として広く人気を得る様になっています。

今ほど自分の心や内面、本当の気持ちや潜在意識などと対話する事の重要さ、精神面を高める事の重要さが見直され、注目されている時代も無かったと思います。

このような背景としては、昨今の世界情勢の激しい変化や、コロナなどの社会変化、インターネットやSNSなどでの情報やコミニケションの変化に、まだ人間1人単位としては全く順応が間に合っておらず、表面的には使いこなしている、何とかついていってるように振舞っても、内面的には全く順応しておらず、精神面での歪や綻びが表面化し、精神が疲弊している方が非常に多い、という証拠でもあると思います。

『マインドフルネス瞑想』『占い』、そして『ペンデュラム・ダウジング』など、精神性を高め、癒す為のコンテンツを人々が強く求めるのもまた自然な流れなのだと強く感じています。

私の「セブンスセンス占い」「セブンスセンス・コネクションプログラム」でもペンデュラム・ダウジングを使った瞑想法や占術を使っていますが、最近特に教えて欲しいと言う需要が高まっているように感じます。

いかがでしょうか?

歴史やその背景はザックリですがこの2回で分かっていただけたのでは?と思います。

次回はペンデュラム・ダウジングで実際に何が占えるのか?に関して一つずつ具体的に詳しく解説していきますね。

ではでは(^_-)