勝手にタロットを偏見解釈してみた件・Ⅳ

「勝っタロ」5回目、4(Ⅳ)の皇帝です。

皇帝のカードの特徴は、やはりその見た目から醸し出される「威厳」「安定感」

一般的な解釈としては「具現化」「精力的」「決断力」「男性的」「建設的」「リーダーシップ」などになるかと思います。

ここからは青園シュウの勝手な解釈とイメージ言いたい放題です(^.^)

そう、参考にするかしないかはあなた次第です。

まずは全体の雰囲気ですが、椅子多めですよねー、タロットってw しかも後ろに岩山が見えるから、又外の可能性あり。 野外+椅子のパターンよっぽど好きなんですね。

でもこの皇帝に至っては、一番似合ってると言うか、ハマってる感じがしますよね。

いわゆるこの様な「玉座」は、国王や皇帝、天皇など、威厳のある地位の方が座るのが一番しっくり来ますよね。

自分的には「確固たる地位」「尊敬」「象徴的存在」「自己プロデュース出来ている人」「ブランディング出来てる人」「カリスマ性」などのキーワードも含んでいる気がします。

着ている衣装を含め、全体的に「赤」を基調にしている感じは「パワー」「積極的」「情熱的」と言う意味も感じ取れます。

右手に持った十字架みたいな棒ですが、これは「笏(しゃく)」と呼ばれ、よく社会科の教科書に載っていた聖徳太子や徳川家康が手に持っていた木の板みたいなのと同じ役割の物で、位の高い事を示すアクセサリー的な役目があり、一節には訓示や民へお言葉を述べる時の「カンペ」として使う為に裏に台詞が書いてあった、などとも言われています。

いずれにしても、自分の地位や偉さを際立たさせる為や、注意をひきつける為のアイテムであり、「自己顕示欲」「誇示」「牽制」「自己演出」などの言葉を感じます。

それと、赤いガウンの中に「甲冑」を着ていますよね。これは多分、いざとなったら、自分も戦いに参戦するんだ!と言う皇帝の意識の様なものを感じます。 政治の世界や、世の中の何かの代表を務める人の中には、何か都合の悪い事があると、われ先に雲隠れしたり、誰かに責任を押し付けて、自分の責任を回避する様な人もいますが、この皇帝からはそんな「ずる賢さ」は全く感じません。

とても正義感に溢れ、勝つ時も、負ける時も仲間や部下と一緒、と言う正義感を感じます。

なので「自己犠牲の精神」「連帯感」「協調心」「団結心」などのキーワードを感じます。

それと同時に、いつ何時も戦闘に行く準備をして過ごしている訳ですから「気が置ける状態」「油断のない状態」「緊張感を保った状態」「若干のストレスを持った状態」とも言えると思います。

最後に後ろに少しだけ見える岩山。

緑が一切生えてない荒れた土地に見えますが、戦いの場所としては「障壁」になり都合の良い場所なのでしょうか? だとすれば、この岩山を越えるのはお互いになかなか大変だと思いますね。

「強固な壁や何かでガードされた状況」「身内を守る強い意識」「手の内を見せない状態」などと感じます。

いずれにしても、この「皇帝」のカードは、見た目のイメージと一般的な解釈がそれほど反しない、わかりやすいカードだとわかります。

この様なカリスマ性のある総理大臣や上司なら、みんながリスペクトして、ついて行きたくなりますよね(^-^)