勝手に「タロット」を超偏見解釈してみた件・Ⅱ

勝ッタロの3回目は「Ⅱ・女教皇」ですね。

このカードの一般的な解釈としては「教養」「知識」「直感」「啓示」などが主な所だと思います。

ここからは私の個人的な主観での、その他に感じたイメージです。

やはりこの人物から受ける第一印象は、への字口の表情。

ちょっと小難しい女性で、「頑固」なイメージがしますね。

怒っているようにも見えるし、何か不満や不服を抱えているようにも感じます。しかし目は大きく開き、物事を直視する心は持っている。こう考えると「評価する」「監視する」と言うイメージです。

衣装含め、全体に使われている水色の雰囲気も「冷たい」「クール」などを感じさせます。

肌をほとんど隠しているので「内向きな性格」「簡単には心を許さない」と言う感じも受けますね。

手に持っている巻物のようなものは、ユダヤ教の律法書のTORAというものらしいのですが、常に持ち歩いていないと安心できない性格なのでしょうか? 何となく「真面目」「知識に依存する」「知識や教育が全て」と捉えている感はありますね。 そしてしっかりと抱えているので、ちょっとやそっとの事では中を見せない「簡単には伝授しない」「人を見て対応を決める」そんな感じです。

学校の先生や教育者など、何かを指導する感じなんですね。

後ろの幕(タペストリー?)の様なものに描かれたザクロは、女性性の象徴らしいのですが、何となく私はグロテスクな感じの模様だなー、と思い「個性強め」「インパクト重視」と受けました。

左右の2本の白と黒の柱なんですが、これはエルサレム神殿にあった光と影を示す柱の象徴らしいのですが、私は日本の神社の狛犬のような解釈で、色の白~黒まで、世の中の全てを知っている、みたいな意味に感じたので「豊富な知識」「世の中を見通す眼力」と捉えました。

悪や善までも、理論的に判断したり、なんでも証明することが出来る「理論派」なのでしょう。

足元にある月のオブジェですが、これは「女神イシス」との関連を示すものらしいですが、私は最初見た時「牛の角」に見えてしまいました。ありますよね、こういう海外に売ってるおみやげ(^^;

角ですから「猪突猛進」とか「威嚇する」なんてキーワードもあっても良さそうかと感じます。

最後に、頭にかぶっている王冠の様なもの。なんだか重たそうな見た目で大きな球体がのってますが、大きい真珠のように見えませんか? 因みに真珠の宝石言葉は「純粋」「健康」「長寿」「富」などの意味があり、外の異物から貝に守られて、大きく育つ意味から「安産」のお守りとしての意味もあるそうです。

やはり女性的な意味合いを大きく含み、「個性的に見えて、根は純粋な女性」「健康と長寿を気にかけている」「豊かな知識と経済的観念」「知識や準備が整った出産」などともイメージを膨らます事が出来ますね。

いかがでしょうか?

タロットは、人のイメージを参考にすることも勿論大事ですが、知識を丸覚えするのではなく、とにかく「図柄」から感じ取れる自分のイメージを大切にしなさい!とはどんなところにも必ず書いてあることなんですが「こんなイメージは間違ってるのかな?」とか「こんなイメージを感じたけど、笑われるかな?」などとは思わないで、私のように、とにかく何でもいいから、自分だけのイメージを書き出してみる事が結構大事なんだと思います。 それがその占い師の「個性」にもなりますし、より深くカードと仲良くなる秘訣ではないでしょうか?

毎回言いますが、

私の解釈を取り入れるか取り入れないかは、あなた次第です!