免許不要の改正で電動キックボードが断然気になっている青園シュウです。
あなたの周りの「クセスゴさん」も「なんでも教えてくれるけど、上から目線で偉そうな”アドバイスさん”」、「率先して動くけど人が付いてこない”孤高のリーダーさん”」と来て、今回が3回目。今回は、
誰にでも優しいけど、どっちつかずな「八方美人さん」
あなたの周りにはいますか？
優しくされて嫌な人はいませんよね。
こういう「八方美人さん」がどっちつかずなのは決して悪気があっての事ではなく、少し広い視点の位置にいて、色々な人にフラットに対応したい、常に中立でいたい・・・要はえこひいきが嫌いな人が多いんですね。
ですから基本的には特に害はありませんし、逆に空気が読めて、人懐っこく、気もききますし、グループや会社での潤滑剤的な役目もあり、通常はありがたい「ムードメーカーさん」でもあるのです。
因みに「八方美人さん」の基本的な性格としては、自己肯定感が低めで、誰にも嫌われたくないと言う自己防衛反応があり、更に強い承認欲求も働くので、この様な振る舞いになっている可能性があります。
しかし中には、「自分だけ得をしたい」「自分だけいい立場でいたい」と考える
「エゴ八方美人さん」
が混ざっている場合も！
これはちょっと話が変わって来ますよねー・・・(-_-;)
「エゴ八方美人さん」の特徴としては、一見誰にでも優しく、平等に接しているように見えますが、全体の力関係などはちゃんと分析していて、必ず自分中での順位づけをしていて、裏では微妙に対応を変えている、と言う場合があります。
自分にとってより得な方、利益がある方に力を入れており、しかもなるべくそれを周りに気が付かれないように気を付けながら振舞っています。
例えば裏でこっそりメールを送ったり、こっそり贈り物をしたり、そういう「根回し」が自然に出来てしまうのもこのタイプです。
例えば、何かグループ内で「分裂」などがあった場合、八方美人さんだけは「中立」だと思っていたら、あっという間に自分が得する方へなびいてしまい、裏切られた様な複雑な気持ちになることも(^^;
まず、一般的な対処法ですが、最初から距離を取り、味方とは思わない事。
味方だと思っているから裏切られた気持ちになるので、最初からそう思わずに付き合っていけばいいんです。
なので、大事な話や秘密は絶対に話さない事。
「私、口硬いから大丈夫！」や「絶対秘密にするから！」なんて言葉を絶対に信じてはいけません。
まして人の悪口や、悪口への同調はもっての他。
何かの時に「足をすくわれる」事になり兼ねません。
最後に「セブンセンス式対処法」ですが、八方美人さんとの普段の会話の中で、さりげなく「それって本心なの～？」とか「○○さんって何となく本心が見えないミステリアスな人だよね～」など、空気が悪くならない程度のちょっと冗談めいたライトな言い方で、この様な質問を投げかけてみましょう。
通常は人に合わせて、ある意味自分の本音に蓋をして話す事が習慣になってる八方美人さんにとっては「私ってそんな風におもわれてるんだー・・・」「自分の本音って何だろう・・・」と、忘れていた「自分の内面と向き合う」と言う事を思い出し、考えるきっかけになります。
直ぐには変わらないかもしれませんが、そのような普段想定もしてないインパクトのある「質問」を投げかけられると、潜在意識の片隅にも残りやすく、知らず知らずに答えを出さずにはいられない心理になってしまうんですね。
これで「八方美人さん」も少しずつ本音で周りと接する様になるかもしれません。
次回は、親切だけど自分の株を上げたいのが見え見えの「人助けさん」です(^_-)