で、ヒプノセラピーって何なの?①

最近スタバのフルーツ牛乳風フラペチーノにハマっている青園シュウです。

いきなりですが「ヒプノセラピー」と言う言葉を聞いたことがありますか?

私のブログを読んでくださる方は、占いや成功哲学、スピリチュアル等のなんだかにご興味のある方ではないかと想像するので(違ってたらごめんなさい(^^;)聞いたことぐらいはある、と言う方も多いとは思います。

私の行う「セブンスセンス占い」「セブンスセンス・カウンセリング」にもこのヒプノセラピーはかかせないものの一つなんですが、あまり具体的な内容までは知らない方が多いのではないでしょうか?

そこで、数回に分けて、ヒプノセラピーとはなにか?について解説していきたいと思います。

まず最初に、私と「ヒプノセラピー」との出会いなんですが、10年ほど前に、クルーズ船に乗る機会がありまして(いわゆる豪華客船と言うやつですね)通常船内での生活は1週間~長いと3か月などと言うスケジュールの航海もあるのですが、やはり長旅ですから、同じ船内で沢山の方と出会うチャンスや、食事やお茶の時間に沢山の乗客の方と同席し、仲良くなる機会もあるのですが、たまたまその中にいらっしゃった、精神科のお医者様で、大学の教授も務められている方と仲良くなり、私が色々と質問させていただく中で、カウンセリングの療法の話になり、その先生が「催眠セッション」や「ヒプノセラピー」にもお詳しく、色々と教えてくださったのが最初の出会いでした。

正直その先生にお話を聞く前までは「ヒプノセラピー」も「催眠セッション」云々もそれほど詳しくなく、どちらかと言えば「胡散臭い」「不確定要素が強そう」「非科学的な感じ」などとしか思っていませんでした。

しかし色々と先生からお話をお聞きすると、それは全て自分の思い違いであり、医療現場でも使用されているきちんとした療法であり、大学の心理学科でも取り扱われる、科学的にも立証された療法であることを知ったのです。

その後大変興味を持ち、自分なりに知識を身に着けようと何冊も本を読み、セッションセミナーや講義にも参加し、自分なりの方法で潜在意識の活用や、占いに使用することは出来ないか?と試行錯誤し、ある一定の効果を出す事が出来、現在に至っています。

さて、そのヒプノセラピー(hypnotherapy)ですが、日本では「催眠療法」とも言われ、心理療法の1つで、催眠状態に入って自分の内面と向き合い、悩みやストレスの原因(トラウマ等)を探ったり、解決の糸口を見つけていく療法です。

ここでも何度も出てくるワードですが、普段の生活で私達が使っている、感じているのは「顕在意識(けんざいいしき)」と言い、ある意味それと対にあるのが「潜在意識」(せんざいいしき)と言われるものです。

「潜在意識」は、普段私達はほとんど意識、自覚することは無く、コントロールも出来ませんが、このヒプノセラピーで催眠状態に入ると、極めてリラックスした精神状態になり、この潜在意識にとてもアプローチしやすいんですね。

私の占いでは、このヒプノセラピーだけでなく、マインドフルネス(こちらもいずれ詳しく解説します)の考え方も取り入れ、依頼者さんがより能動的に自分の潜在意識にアプローチしやすいように工夫し行っています。

恐らく皆さんの中には「催眠」と聞くと、振り子をゆらゆらと見せながら「あなたは段々眠~くなる・・・」とか「3つ数えると、あなたは犬になりワン!と鳴きますよ!」など、こんな「見世物」としての「催眠」のイメージが強いのではないでしょうか?

正直に言うと、自分も全く同じでしたので、そのお気持ちは良く理解できます(^^;

しかし、この様なテレビなどで行われているいわゆる、「催眠術」「催眠ショー」とよばれるものは、ヒプノセラピーや催眠療法とは全く違うものであり、本来の目的やプロセスとは全くズレた「似て非なるもの」のだと知ってください。

そもそも冷静に考えればわかりますが、人を眠らせる事に、その人には何の得も無いわけですし(単に寝たいなら別ですが)、ましてや犬になってワン!と言うことに、いったい何の得があるでしょうか?(笑)

これは人を笑いものにして、視聴率を取りたいだけに編み出された「エンタメ」であり、100%「裏」がある「作り物」に過ぎません。

テレビでは、催眠術師が命令すると、いかにも直ぐに催眠状態になるように見えますが、実際には何時間も前に、楽屋や控室で「予備催眠」なるものをかけています。 かけています、とは言いましたが、ハッキリ言うと「暗黙の了解」を押し付けています。

どういう事かと言うと、テレビで催眠にかけるのは決まってタレントだけですよね?疑問に思いませんか? タレントと言うのはご存知のように、その番組の意図を読み取り、いかなる番組であっても臨機応変に「対応」「協力」して「盛り上げる」のが仕事の全て、だと言うことです。そうじゃなければよばれません。

事前の打ち合わせで、プロデューサーや催眠術師と言われる人から「これから予備催眠をかけます。これは本番であなたが確実に催眠にかかり、MCやテレビを見ている人を驚かせ、盛り上げるために必要なことです。大丈夫、催眠術は頭の良い人ほどかかりやすい特性があるので、○○さんは感受性豊かだし、頭が良い方だと聞いているので期待しています!・・・」と繰り返しここまで言われ、もし本番で全くかからなかった場合、何もリアクションしないタレントって果たしていますでしょうか?

このように、「催眠ショー」には一定の「裏」があり、実際に医療の現場で使われているヒプノセラピーや催眠療法とは全く違う、とわかっていただけたと思います。

実は、ヒプノセラピーなどの「催眠状態」と言うのは、別段特別な状態ではなく、日常的に私たちが経験、体感している状態の事なんですね。

次回は、具体的にこの「催眠状態」とはどういう状態の事なのか?

そして、ヒプノセラピーの素晴らしい効果について書きたいと思います(^_-)