占い業界からのクレーム覚悟で書きます!番外編

家から見える桜が少し散り始め、何となく心憂い気持ちの青園シュウです。

4回でまとめるつもりの「占い業界からのクレーム覚悟で書きます!」でしたが、最後はどうしても気を付けていただきたいと言う想いが強すぎて長くなってしまったので、残りを番外編として追加させていただきました。 占いはかなり自由競争な世界なので、鑑定料も場所や人によってかなり相場が幅広く、迷う方も多いと思いますが、基本的に気を付けていただきたいポイントを中心に書いてみます。

13:価格が相場より安い

キャンペーンやモニター期間など、明確な理由がないのに、相場より価格が安い場合は注意が必要だと思います。 考えられる理由としては、自分の鑑定に自信がない、何か依頼やリピーターが少ない問題を抱えていて価格を下げないとやっていけない、副業か趣味でやっている、新人占い師さんの勉強期間中、競争が激しい激戦区で価格競争をしている・・・と、こんな所かとは思います。 この中で一番多いのは、新人占い師さんの勉強期間かと思われますが、もし価格につられて、そのような鑑定を受けてみたいと思う方がいたら、あなたはあくまでもその新人占い師さんの「練習台」だと言うことを納得して、どうぞ温かい気持ちで接してあげてくださいね(^^;  これもこの辺までは実害はありませんが、「価格が安い=何か理由が隠れている」場合があるので十分注意してください。  これまでも何度も言っていますが、宗教入信の勧誘、他に何かを売りつける理由、違法ビジネスへの誘い込み等です。 占い限らず何でもそうですが、やはり鑑定の価格と言うのは、その占い師の自信と他者からの評価の表れでもあり、ある程度の安心と満足度が価格に反映されていると考えて良いと思います。 勿論ある程度の市場相場もありますので、事前に調べておくのも必要ですね。 

14:無料で鑑定をしている

私が提唱する注意すべき占い師の特徴の中で、一番わかりやすく、一番注意すべきなのはこれだと思っています。    勿論、本当に心からの奉仕やボランティアの精神で善意でやってる方、自分の勉強の為に無料でやっている方がほとんどでしょう。 しかし「タダより安い物はない」と言うことわざが昔からあるように、なんだかの裏の目的がある場合も多いので十分注意してください。 人間は何かをもらったり、されると、こちらもお返しをしなければ・・・と言う心理が働き、相手の話を聞いたり、誘いに乗ってしまったりすることがあるのでとても厄介なのです。相手はそれも計算済みで無料鑑定をしていますから、人の善意や心理を利用した、本当にあくどいやり方だと思います。 自分も実際に経験した話をすると、街中でいきなり「今手相の勉強をしているので見ても良いですか?」と話しかけられ、それに応じると最後「もっと詳しく占いたいので、静かな場所に行きませんか?」と、怪しい宗教施設と思しき所のチラシを見せられるとか(なぜか若い純朴そうな女性が多い)、たまたま入った中華料理系のお店で、名刺を渡せば占い無料、と書いてあり見てもらうと「あなた今金運上がってるね!ビジネスのセンスも良いし、いい人紹介するよ!」と言われ(なぜか派手なおばさんが多い)後日怪しいビジネスマンが訪ねてきて、ねずみ講と思われる違法ビジネスへの勧誘をされる、など、今考えても本当に不毛な時間だったと思います(まだ自分の脇も甘かったのですが・・・(;^_^)) このように「無料」と言うのはちゃんと納得出来る理由がなければ絶対に手を出してはいけない「鬼門」だと心得てくださいね。

15:恐怖心を煽ったり、不幸になりたくなければ〇〇を買いなさい、○○に来なさい、とか言われないか?

これは今まで何度も書いて来た内容とかぶりますが、やはりほとんどの場合、依頼者さんは何だかの問題や悩みを抱えて、最終手段的に占い師さんを頼ってやってくる場合が多く、精神的にも弱っている事が多いと思います。 この状態に付け込んで、霊感商法や宗教勧誘を持ち出してくる悪徳な占い師もごくまれにいるので、冷静になって、その場で何かを決断したりはせず、だれか身近な人に相談するとか(それが出来ないので占い師を頼っているのでこれがまた厄介なんですが・・・(-_-;))、少し頭を冷やして距離や時間をおいてみてください。 中には「身近な人に相談するとあなたに憑いている悪霊が怒る」とか「今すぐこのブレスレットを身に付けないと帰りに事故にあう」など、かなり過激な事を言って依頼者の恐怖をあおる場合もあるそうなので気を付けてください。 もしそのような占い師に会っても絶対に口車には乗らず、警察か消費者センターなどに問い合わせるのも方法かと思います。 そのような占い師はそもそも「負のネガティブオーラに支配されている占い師」と思って間違いありませんので、距離を置いた方が良いです。

16:占いでどんな悩みも全て解決出来る、と言っていないか?

そもそもですが、占いも占い師も完璧な訳がありません。  例えば、もし「どんな病気でも自分なら100%治せます!」と言う医師がいたらあなたは信用出来ますか? もし本気でそんなことを事を言う医師がいたなら、医師法違反にも触れかねないし、医学の本質がわかっていないと言っても良いと思いますよね。 病気は根本的にはその人の免疫力や治癒能力があってこそ初めて治るもので、医師はそのお手伝いをする、と言う考えが現代医学の基本です。 占いも同じ。その人に寄り添い、背中を押したり、人生のナビゲーションをするのが役目。そこに行くか行かないのか?進むのか進まないのか?は最終的には自分の意思で自分が決め、自分で歩き出さなければ何も解決はしないのです。占い師はあくまでも杖であり、またあなたの裏方なのです。 この考えがしっかりしてない占い師はいつしかダークサイドに落ち、あなたをもそこに引きずり込もうとする可能性があるので、十分に気を付けてください。

と、16項目の「良い占い師さん」を選ぶための注意事項を書きましたがいかがだったでしょうか?

今までまだこのような占い師さんには出会ったことがない、と言うあなたは、これからもその「直感」を信じてくださいね(^^) これから占い師さんにお世話になるかもしれないと思う方は、どうぞあなたが良い占い師さんと巡り合えますように・・・(。-人-。) と強く願っております。