占い業界からのクレーム覚悟で書きます!④

基本は洋楽好きを公言している青園シュウです。

占い業界からのクレーム覚悟で書きます!全4回も今回が最後になります。最終回は「何が何でもこんな占い師は絶対に選んではいけない、特に注意が必要な占い師!!」として、実害が想定される可能性がある占い師に関しての特徴を書きたいと思います。 前回までは、好き嫌いは別として、特に重大な実害まではない事柄ばかりでしたが、今回は自分が実際に聞いた、あぶない想いを経験した、などの中から、特に警戒が必要な占い師さんに関して書きますので、正直①~➂までは見なくても構いませんが、今日のブログだけはちゃんと見て欲しいし、人にも教えて欲しい内容となっています。

まず、大前提として、占い師に「資格」はありません。極端な話、あなたも「はい、今日から私、占い師になりまーす!」と周りに公言すれば、実際その日から占い師です。 もちろん依頼が来るか、人気が出るか、仕事として収入が成り立つかは全くの別問題ですが、とりあえず肩書的には占い師になれるわけです。 これが何を意味しているかというと、入り口が広く、ユルユルなので、その弊害として「このレベルでお金取るの?」とか「この人ちゃんと占いを勉強してるの?」と言う人に出くわすこともあるのは事実です。 勿論、世の中のほとんどの占い師さんはちゃんと勉強し、まじめで高い志で占いをしている方ばかりなので安心していただいて構いませんが、このような理由から、残念ながら実際ごくわずかにはいらっしゃいます。  「でも占いの館とか、ちゃんと事務所に所属している占い師なら平気でしょ?」と思われた方もいるかと思いますが、実際にインディードなどの求人サービスで見ていただくとわかりますが、昨今の占いブームもあってか、「占い師急募:経験不問」「占いの館新規オープン:初心者歓迎」「電話、メール占い師募集:主婦、未経験でも1から丁寧に教えます」などの求人がわんさか出てきます。 これが何を表しているかは言わずもがなではないでしょうか?  最近の占いブームで、利益に群がる占い系会社が増え、今後占い業界が広く浅くの状態になることは残念ですが、容易に予想出来きます。 しかし占いの館や占い師事務所はまだ身元がハッキリしているので、まず安心してよいとは思いますが、世に中には占いと言う「神秘的」「感情を動かす」「個人的な情報を獲得しやすい」、そして先ほど説明した「誰でも名乗れる」と言う特徴を利用して、自分たちの私利私欲の目的のみで占いを「悪用」しようとする悪い人達がいるのもまた事実なのです。 ごく僅かに潜んでいる、あなたがこのような人達の「被害者」にならない為にも絶対に下の注意は頭に入れておいて頂きたいと思います。

何が何でもこんな占い師は絶対に選んではいけない、特に注意が必要な占い師!!

11:顔写真を公開していない。

あなたが占い師を選ぶときに重要視しているところはどこでしょう? 占術?占い師歴?レビューや★の数?・・・いろいろな判断基準があって構わないと思いますが、写真で雰囲気を見て「直感」で選んでいる方も多いのではないでしょうか? 占いに限らずですが、やはりビジネス、特にお客様と直接触れ合うサービス業ならば、ちゃんと看板である「」ぐらいは公開するべきだだと思います。 自分ならどんな人かわからない人に鑑定を頼みたくはないし、もし素晴らしい経歴や実績があり、万が一依頼しようか?と思っても、直接ご本人に会ったらイメージした人と全然違う、とか、生理的にアドバイスがなんか入ってこない・・・なんてことが無いとも言えない訳で、やはり出来るだけ沢山の情報は知っておきたくないですか? せめて顔位は最低限の情報ではないでしょうか? 電話やメールの占いをメインでやられている方に顔出しなしは多いですね。 例え直接会う対面鑑定でなくとも、本当に自信をもって堂々と占いをやられているなら顔は出すべきだと思っています。 たまに随分大昔の若いころの写真をずっと使ってる方や、携帯で撮ったような酷いピンぼけ写真や、プリクラ写真みたいなのを載せている方もいますが、あれはあれでどうかと思いますが、出てないよりはマシかもしれません。  顔出しなしの考えられる理由としては、自分の鑑定にまだ自信がない、心理的に鑑定へのクレームや悪評を恐れている、家族や知り合いにバレたくない理由がある・・・などでしょうか?  しかしこの辺の理由なら正直実害はありませんが、実は顔や素性をちゃんと公表していない占い師の中には、占いを隠れ蓑にして、何か別の目的を隠している場合も良くあります。 良く聞くのが宗教の勧誘や霊感詐欺、ネズミ講などの違法ビジネスへの勧誘です。 占いの後に「もっと私が詳しく見てあげますよ、料金は取りませんから一緒に占いの集まりに参加しませんか?」 などと言い、怪しい宗教施設に誘導し入信させられたり、「早急に除霊をしないと、あなたいつ死んでもおかしくないよ!」と脅し、高額な除霊グッツや高額なお祓い代(最近は証拠が残らないようにこのパターンが多いらしい)を請求される、「あなたは商売の才能ある!チャンスをつかめるよ!いい人紹介するよ!」などと言われ、後日ねずみ講の説明を延々とされ入会させられたりと、この様な占い好きを狙った「負の占い師」がいるのも又事実で、この様な人達の特徴としては、やはり証拠が残らないように、出来るだけ身元が割れないようにと、顔を出してない人が多いのも事実なので、ここは十分気を付けてくださいね。

12:住所を公開している

えっ、何で顔写真を公開してるのは良くて、住所を公開してるのはダメなの?・・・と言う疑問が出そうですが、ある一定の条件が揃っている場合は別ですが、明らかにその占い師さんの自宅や、何か別の事業をしてそうな場所の住所を公開している場合は注意が必要です。 ちゃんと占い専門の店舗として看板を大きく出している場合は安心しても良いかと思います。  占い以外の何か他の事業をやっていそうな所が公開してあった場合は、宗教や霊感商法系の団体の事務所と兼用している場合があります。宗教団体への人集めの入り口が占いで、その何だかしらの会社の利益が資金源になっています。そういった場所は雑居ビルや普通のマンションの一室を借りている場合が多く、看板もまず出ていません。依頼者を信用させるために住所を公開していますが、何かトラブルがあったらすぐに退去出来るようになっています。   そして明らかにその占い師の自宅が公開されている場合ですが、これは2つの理由で要注意です。 一つ目は、私も何度も言っていますが「占い師は心理カウンセラーの役割も担っている」と言う考え方で、カウンセラーならば住所はおろか、クライアントに出来るだけ素性を明かしてはならない、と言う大前提があり、常に正しい距離感を保つ義務があるからです。 カウンセラーは占い師と同じく、その人の悩みに寄り添って一緒に解決する仕事としては共通する部分が多く、弊害としてクライアント側の共感力が強すぎると、距離を詰めようとする人もいる、と言う事を予測し、常に適切な対処をしないといけないからです。 住所を明かさない、利用している電車やルートを明かさない、家族構成や過去の事を話さない、など、厳しいルールーがあるのです。 占い師はエンターテイメント的な要素もありますし、もう少しライトでも構わないかもしれませんが、この様な理由から、やはり住所などの個人情報はプロフェッショナルとしての自覚があるならば公開はしないはずです。  二つ目の理由は、公開している自宅が、実は宗教の勧誘やマルチ商法、ねずみ講などの支部みたいになっているパターンです。 これは女性占い師の方に多く、実害もいくつか聞いています。占いの後に「今度家でちょっとした占いのホームパーティーがあるから来ない?みんなに紹介したいわ!」こう言われ、住所が公開されているので安心だろう、とその住所の家に行くと、占いは口実で、いつのまにか新興宗教の話をされて、雰囲気に飲まれ入信するしかなかった、や、おすすめのキッチン家電や洗剤を高額で買う羽目になった、など、その占い師の自宅だから安心、住所が公開されているから安心、を逆手にとって、自宅だからのアットホームで仲間意識を利用した、帰りにくい雰囲気で「仲間」を集めている酷い占い師(正確には占い師とは認められないが)も実際にいますので、十分な注意と、絶対行かない、安心しない、は必要かと思います。

と、ここまでで12項目。 後4項目あって、鑑定料に関する選び方と注意事項が主なんですが、皆さんが、世の中にごくわずかに存在する「負の占い師」の被害者のならない為にと思い、一生懸命に思いつくことを全て伝えようと書いてしまった為に、大部予定より長くなってしまいました(^^;  ので、残りは明日、番外編としてアップしますね。

ではでは。