少しずつ冬の足音が聞こえてきましたね。
基本的にラーメンは全て苦手なのですが(特に豚骨系)昔ながらの薄味の醤油ラーメン「中華そば」だけは好きなので、その話をしたら恵比寿にあるこちらの「人類みな麺類」さんを紹介されました。
元々関西にあって、東京に進出したらしく、写真の様に一見味の濃そうな色のスープですが、食してみると意外にあっさりで、関西風の特徴が出ていると思います。麺はもっちりと太目、そしてチャーシューは普通と厚めが選べるのですが、普通でも2センチ位の厚みがあり、厚めだともう角煮と思わんばかりの大きさで、でもとてもやわらかく絶品でした。
恵比寿駅から少し歩き、住宅地の中なので最初は迷うかもしれませんが、目印は、店の外にあるツタンカーメンの3体のオブジェです(なんで・・・?) いつも行列が出来ているそうなので、時間をずらして訪れる事をおすすめします(この時は11時過ぎだったのでたまたま空いてました)
いきなりですが、ラーメンはタロットに例えると「魔術師」だと思います。
その一杯に、沢山の技術や技が詰っており、短時間で仕上げる為にはスムーズな段取りと準備が必要で、手早く仕上げる事が求められます。 麺はその日の天気や湿度を計算して打つと言います。そのあたりも魔術師に通じる「器用さ」「計算高さ」を感じます。 魔術師は右手でお客様にアピールしながら、左手ではわからないように「秘密の準備」をする・・・2つの全く違う仕事を1人でこなす器用さが求められるもの。
あなたの周りでもいませんか? 表も裏も器用にこなせて、裏では見えない努力をしている人。
ラーメンも魔法やマジックも、老若男女問わず沢山の人に、長く愛される、と言う特徴があり、そんな魔法を操れる「魔術師」もまた、昔から普遍的な人気を獲得しているのでしょうね。
ではでは(^_-)