占い業界からのクレーム覚悟で書きます!➂

最近また「アドラー心理学」を勉強し直し始めた青園シュウです。

4回に分けた「あなたが今選ぶべき良い占い師の条件」の今日が3回目です。

占い業界の方が見てどう思うかは全くわかりませんが(;^_^ 業界側よりも、自分が以前そうだった様に、依頼者さんのニーズや気持ちが何より第一と考えているので、これから占いを受けようと考えている方、探している方に少しでも手助けになればと思って書いています。

■あなたが今選ぶべき良い占い師の条件16例↓

7:時間をやたらと気にしていないか?

これもごくたまに遭遇した自分の経験から何ですが、予約の詰まっている人気占い師の方、占いの館など、厳しく時間厳守を会社から義務づけられている方に多い印象です。 何となくそう感じる・・・程度ならば構わないのですが、中には何度も腕時計を見る、段々早口になる、スマホやiPadのアラームをわざとこちらに見える様に角度を変える、など露骨な人もいましたね(-_-;)  理由としては、この後の鑑定スケジュールがつかえている、依頼者の反応が鈍いので早く終わりたいと感じている、そもそも集中力がない、延長をもらうきっかけを期待している・・・こんな所かとは思います。  やはり依頼者は真剣に悩みを解決させたいと思って、勇気を出して来ているのに、そんな占い師のソワソワ感を感じてしまったらなんだかいやな気持になりますよね?  あなたの周りでも、一見楽しんでいるように見えて、一瞬真顔で腕時計を見る癖のある人っていませんか?偶然それを見てしまったこっちがなんだか気を使ってしまい、せっかくの楽しい時間もテンションダダ下がりになりますよねー(-_-;)   予約のつまった人気占い師の方には、それなりに何だかの人気の理由もあるとは思いますが、それ以降は、時間的に比較的ゆっくりと余裕をもって鑑定していただける、中堅クラスぐらいの方を選ぶようにはなりましたね。

8:頼んでもないのに次々と占術を変えて占っていないか?

これは比較的経験の浅い、若い占い師さんに多く見受けられました。 ご本人の「サービス精神」なのかもしれませんが、最初に手相をちょっと見たかと思えば、次にタロットを並べ、直ぐにルーン占いに変え、最後にオラクルカードで占う・・・と、まるで占いのデパートの様な占い方をされる方もいました。 占いには大きく分けて「命占、相占、卜占」とあり、それぞれに占える範囲や性質が違うので、それぞれをバランスよく組み合わせるのは、よくある占い方なんですが、この方は「卜占」を三種類続けて使っており、そのたびに出方が違うので、結局どの結果を信じていいか、依頼者はもとより、占い師本人もあまり考えがまとまっていなかったように感じました(-_-;)   理由としては、全ての占術に自信がない、これが得意!と言う売りがない、依頼者を実験台にして自分が覚えた占術の腕試しがしたいだけ、悪い結果が出てしまったので、良い結果に修正して依頼者に好かれたいと言う心理、単に余った時間を埋めたい、占いに頼らないとそれ以外の話が何も出来ない・・・など、大体こんなところではないでしょうか?   沢山の占術が出来る事を売りにしている占い師さんも中にはいますが、極端な話、大多数の依頼者が占いに求めているのは、自分の悩みに適切なアドバイスや、進むべき方向を示し、背中を押してもらいたいわけで、占術そのものや、数には別段のこだわりはないと思っています。  この辺の適切なニーズをわかっていない占い師さんは結構多いなー・・・と感じたので、何か1つ売りの占術を持っている占い師さんを選ぶのもありかと思いますよ。

9:こちらの悩みの内容や話をあまり聞いていない、理解してくれていないと感じる事は無いか?

これも意外と多いです。 しかし、ベテラン占い師さんの場合と、新人占い師さんの場合ではタイプが少し異なります。 ベテランの方はどちらかと言うと事を急ぐと言うか、「はいはい、またいつものその悩みね・・・」と言うような感じと言いますか、こちらの話半分で依頼者をラベリングして、直ぐに占術に入っていこうとするタイプ。 そのベテラン占い師さんにとっては、不倫や浮気、片思いや上司と上手く行かない、なんて悩みはもう毎日の様に、もう何度も聞き飽きたほど鑑定した同じような悩みかもしれませんが、依頼者にとっては自分だけの重大な悩みであり、「清水の舞台から飛び降りる覚悟」で鑑定にやってきたかもしれませんよね。プロフェッショナルならば勝手な思い込みや決めつけはせず、もっと一人一人の依頼者に寄り添って「全く同じ悩みなんてこの世に2つと無い」位の思いで向き合って欲しいと正直思いました。 特に卜占と言われるタロットなどは、ちゃんと正確に細かく相談内容を込めないと、シンクロニシティ(共時性現象)も起きにくく、適切な解答ももらえないのです。  お医者さんでもいませんか?こちらの痛みや話しをあまり聞かずに、PCのモニターばかりみて「ハイ、多分○○ですからお薬出しときますね」だけで診察を終える人。やはりベテランの方に多い感じしますよね(-_-;)   これが新人占い師さんの場合は、どちらかと言うと話をちゃんと理解してない感じですね。恐らく自分の占術や手順でいっぱいいっぱい、又は人生経験的に知らない世界の悩みだと理解出来ずにピンと来ていない、共感できていない・・・などがあるのではないでしょうか? 色々こちらが話した後で、あまり悩みに合致しない結果を言われることもあり(例えば仕事の悩みのはずが、いつの間にか恋愛云々の話にされているなど)ちゃんとこちらの相談内容を理解していたのかな?・・・などとは感じました。 この辺りも含めて、やはり自分は中堅程度の占い師さんで、ある程度悩みの内容に沿った感じのする占い師さんを選ぶようにはなりましたね。

10:「大丈夫ですよ!」「上手くいきますよ!」ばかり多用し、何がどう大丈夫なのか、詳しい事をちゃんと聞けずにいませんか?

これも比較的共感を大切にする女性占い師の方に多いと感じました。 共感事態は悪くありませんが、依頼者側としては、中には「何となくふんわりした所でまとめられた・・・」「無難な所で体のいい言葉でしめられた・・・」と正直感じる人もいるのでは?と思います。 このフラストレーションを持ち帰らないためには、何がどう大丈夫なのか?どうしたら上手く行くのか?をもう少し具体的に聞きたい場合はちゃんとその場で質問してスッキリするのもありかと思います。 特に、悪い結果が出たときに、角が立たないように、何となくこのような言葉でまとめにかかる占い師さんが多い様に思います(特に優しい、もの越しのやわらかい女性占い師の方に多いです)   しかし本当に依頼者の事を考えるならば、悪い結果もちゃんと正直に伝え、その上で解決法や対処法などのアドバイスをきちんとセットでする事が必要だと思います。あなたにはそんな現実を見る占い師さんを選んでほしいです。  明らかに悪そうなカード(悪魔や塔など)が出ているのに、それを無視したり、「大丈夫!」を多用する占い師さんは少し考えた方が良いかもしれませんね。

と、今日はここまでですが、いかがですか?今まで占い鑑定を経験した方で、思い当たることはありましたか? 1つもなかったならば良い占い師とのご縁に恵まれているのかもしれませんね。 今後もあなたの直感と、出来れば私の経験から感じたこの「良い占い師の選び方16」も参考にしてくだされば幸いです。

明日の最終回は最初の予告通り「何が何でもこんな占い師は絶対に選んではいけない、特に注意が必要な占い師!!」と言う内容で、「実害をあたえる占い師の見ぬき方!」を書きますので、これから占いを受ける予定のある方は是非ご覧くださいね(^_-)

※注意:ほとんどの占い師さんはちゃんとしていて、あなたの為に親身になってくれるプロフェッショナルですのでどうぞご安心下さい。 あくまでもごく僅かに混ざっているそれ以外の占い師の「被害者」にあなたがならないように、私の個人的な見解を述べさせていただいていることをご理解ください。