占い業界からのクレーム覚悟で書きます!②

喉に違和感があるので、いよいよコロナか?・・・と思ったら、ランチに激辛麻婆豆腐を食べた事を思い出した青園シュウです。

昨日から計4回にわたり、自分が感じる占い師の信用できないところ、ここがおかしい!?と感じるところを、占い業界からのクレーム覚悟で正直に書いています。今日はその2回目。

どうして書くことにしたか、は前回のココを見ていただくとして、占いに興味がある、悩みがあって今占い師を探している、と言う方に、少しでも今後の占い師選びの手助けになればと思っています。

■あなたが今選ぶべき良い占い師の条件16例↓

4:クセがすごい!と感じたりしないか?

占い師も普通の人間です。多少の変な癖があることもあるでしょう。 私が鑑定を受け経験した中では、鼻を鳴らす、やたら髪を触る、やたら顔を触る、貧乏ゆすり、ペンを常にカチャカチャする・・・などがありました。 これらの癖はご本人は全くの無意識で行ってると思われます。 普段の生活や職場などでも一定数このような気になる癖を持っている方ってあなたの周りにもいませんか? 普段ならあまり気にならないか、スルー出来る事も、占いの鑑定の場だと1対1ですし、集中した静かな場がほとんどですので、いつも以上に気になっちゃうんですよねー(-_-;)  やはり原因として心理学的には、自分の鑑定に自信がない事の現れ、何か別の事に気を取られている、そもそも集中力がない、緊張、もしくはリラックスしすぎていて癖が出ている・・・このような所かと思います。 勇気をもって対面鑑定を受けに来た方、本気で悩みを占って欲しい方としては「もっと真剣に集中してよ!」などと言う心の声が聞こえてきそうです。 本当に依頼者の為に集中して鑑定をしていればこのような事もないかと思いますし、一分一秒が依頼者様から預かった大切な鑑定料で成り立っている、と言う意識があれば直せるはずだと思います。 これも、依頼者が一度気になってしまうと集中できず、占い師とのラポール(双方向な信頼感)も築きにくく、鑑定の結果に影響する可能性があります。

5:占いで出た結果よりも、占い師自身の人生経験を基にした個人的な意見を言ってこないか?

これも意外に多いと感じました。特に、「ベテラン占い師」や「ズバリ系辛口占い師」、「○○の母」「○○の父」などの「超ベテラン御意見番占い師」みたいな看板を出してやられている方に非常に多い気がします。勿論ほとんどの方は依頼者の為になる有意義なアドバイスかとは思いますが、中には高圧的で上から目線で言ってきたり、「それはあなたが非常識よ!」や「それは世間じゃあー通用しないわよ!」など、物差しが世間一般だったり、自分の人生経験からの単なる「個人的意見」だったりと、占術の結果を伝えるよりも、自分の意見に重きを置いて鑑定していると感じてしまいます。 もちろんそのような人生経験豊富な方からのアドバイスもある意味大切かとも思いますし、最初からそれを期待してその占い師を選んでいる場合は構いませんが、そうじゃなく鑑定してもらった場合はかなり面食らってしまう方もいらっしゃると思います。 やはり占い師はあくまでもその「占術」のメッセンジャーに徹するべきだと自分は考えます。 基本的に依頼者が知りたいのは占いの鑑定結果であり、そこに対価を払っていただいてると考えるべきで、知りたいのは占い師の個人的な意見ではないはずです。 この辺の適切なニーズを理解していない、勘違いな占い師がいるのも事実ですので十分お気をつけください。

6:依頼者の話にやたらと同調、共感ばかりし、鑑定の結果より仲良くなる雰囲気づくりに終始してないか?

これは最近の占いの現場で特に多い傾向と思われます。占い師が女性で、依頼者も女性の「同性」の場合にとても多いと聞いています。同性で話しやすい雰囲気はもちろん一つの利点ではありますし、全く否定はしませんが、その分なんでも話しやすいからこその問題も潜んでいる場合があるので注意が必要です。  上の「上から高圧的に意見を言う」と一見逆ですが、本人が意図的か無意識かはわかりませんが「占い師側の作為」がその後ろにある点では共通していると思います。 要するに「依頼者をコントロールしたい」と言う気持ちです。 前者は言葉のインパクトや、まるで親や身内のように何でも言ってくれる「親身になってる感」を出す事でリピートを狙い、後者は友達や親友の様に気軽に相談できる「仲間になってる感」を出す事でリピートを狙っているのです。 もちろん殆どの占い師さんは真摯で依頼者の為を思い、話しやすい雰囲気を作っているだけですので大丈夫なんですが、たまたま最近ある「占いの館」に在籍されていた方とお話する機会があったのですが、そのような「リピート率を上げる顧客対応マニュアル」が実際に存在しているのも又事実で、占いも企業にとってみれば一つの「ビジネスモデル」である以上、リピートの顧客を多く作ることは会社の存続の鍵となるので仕方ないとは思いますが、それが良いか悪いか、好きか嫌いかはひとまず置いといて、やはり自分が考えるに、現代における占い師の役目と言うのは「カウンセラー」の役目も兼ねていると思いますし、よりそのようなニーズにシフトしてきてると強く感じています。 「カウンセラー」ならば、クライアントとの距離感や関係性の共有と言うのは非常に重要で、友達や身内では絶対になく、必ず一定の心理的距離感を持つべきなのは基本中の基本。 その上で、目の前にある問題や悩みを一緒に考え、気付きをもたらし、行動を促す、と言うのが大前提になります。 その中で必要以上に仲良くなることも無ければ、まして上から指導するようなことなど絶対にあってはならないのです。  もちろん単に話し相手が欲しい、悩みを聞いてくれて話しやすければ誰でもいい、と言う方には何の問題もないでしょうが、本気で悩みを解決したい、占いの結果に基づいた適切なアドバイスが欲しい、とい言う方には適さない可能性があります。 とにかくYESマンの様に共感を繰り返し、仲良くなって仲間意識を強調し、リピートにつなげようとするので、重要な鑑定結果を後回しにしようとしたり、より個人的なつながりを求めて来たりする可能性も考えられますので注意が必要です。 後でも書きますが、裏の目的(宗教勧誘系や霊感商法系)も隠れている危険性があるのがこのタイプの占い師さんなので得に気を付けてくださいね。

占い師、と一言で言っても色々なタイプの方がいる事をわかっていただいたと思いますが、明日は更に、自分が依頼者の立場の時に強く感じた「流石にそれはないだろう・・・!」と思った実例を中心に書こうと思います。

※注意:ほとんどの占い師さんはちゃんとしていて、あなたの為に親身になってくれるプロフェッショナルですのでどうぞご安心下さい。 あくまでもごく僅かに混ざっているそれ以外の占い師の「被害者」にあなたがならないように、私の個人的な見解を述べさせていただいていることをご理解ください。