桜が綺麗な本当の理由

新宿御苑で撮影した夜桜

女の園の星」の実写ドラマ化を強く願う青園シュウです。

今年もお花見の季節ですね。
今年は寒冬で少し開花が遅い予想もありましたが、ここ最近の天候の良さで例年並みの様ですね。
桜は日本人の心を癒やしてくれると共に、何処となく日本人としてのアイディンティティーを強く意識させてくれる素敵な花ですよね。

それにしても何故、桜には私達日本人の心を動かす不思議な力があるのでしょうか?

ユング的に解釈すれば、日本人としての「集合的無意識」の中の「元型」からの情報が作用しているからかもしれません。
「集合的無意識」と「元型」はユングが広めた、一言では説明出来ないちょっと難しい説なんですが、わかりやすく言うと「潜在意識下で、先祖から現在まで脈々と蓄積されて来た人類の共通意識」と言う事(あまりわかりやすく無い(^^;;)

みんなが、誰に教わったわけでもない記憶を生まれながらに持っているということで、「共通の真理」「普遍的な観念」とも言われます。

日本人が桜に惹かれてしまうのはそんな理由があるのかもしれません。

日本にある全てのソメイヨシノの桜の木は、実は元は1本の原木から広がっていった事も集合的無意識と何となくリンクしてて面白いです。

ユングが、連絡手段など何もない遠い昔から、同時期に、ほぼ同じ様な神話や価値観(ドラゴン伝説(日本では龍神伝説)や救世主、ヘビを悪とする思想などなど)が世界中に点在している事実を不思議に思い、研究した学説です。

潜在意識の深い部分(正にセブンスセンスの事ですね!)では全人類一人一人は全て繋がっていて、無意識の情報を共有している、と言う考え方です。

何だかワクワクしませんか?

今のインターネットみたいですよね。

だから人間は1人なんかじゃない。

あなたも必ず潜在意識の深い部分で全人類と繋がっていて、ちゃんと役割があって存在しているんです!

まー正直、桜を見ながらそんな事は全く考えませんが、だんごは美味しいなー、と(^^)

これも集合的無意識かな?…