マトリックス

キアヌ・リーブス主演の映画、マトリックスシリーズ最新作の「マトリックス・レザレクションズ」鑑賞にあたり、前作3部作をアマゾンプライムで改めて鑑賞しました。

もう前作は何度も見ていますが、僕がこの映画の好きな所の一つが、使われている台詞の数々。

主人公のネオ(キアヌ)が師匠であるモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)からマトリックスの仮想世界で武術の教えを受けるシーンで、ネオはなかなか師のスピードについていけない・・・そこで師ががこう言います。

「What are you waiting for? you’re faster than this. Don’t think you are. You know you are.」(早く動こうと思うな。早く動けると知れ)

と・・・。この台詞はセブンスセンス的にもとてもピンとくる言葉です。

バーチャルの世界では自分が「出来る」と思った事は全て出来る訳ですが、「早くなりたい」や「早く動こう」と言う思考は、裏を返せば潜在意識では「今は早くないけど・・・」と言う思考。

プラス思考の裏には必ずマイナス思考も存在し、二つは「表裏一体」「光と影」。どちらか一方だけでは存在できない。

「早く動けると知れ」は、ただそうであるという『自覚』のみであり、それ以上でもそれ以下でもない次元。

私たちは「知りたい」「知る方法を思考する」と言う事に慣れすぎてしまっている為に、常に思考のスパイラルに陥ってしまい、「思考」そのものに取り込まれてしまう。これでは永遠に知ることは出来ない。

かといって「自分は早いと信じよう」と思っても、それは盲目的な思考停止か、そう信じる「根拠」を探す思考にシフトしてしまう。

ようはそもそも、信じるか、信じないか?、と言う話ではないのです。

じゃあどうすればよいのか・・・

答えはまた次回に書くとして、セブンスセンスを深堀する絶好の教材としてもとてもおすすめな映画なので、まだご覧になっていない方はぜひ見てください!(^^)