「勝っタロ」4回目、今回は「Ⅲ・女帝」ですね。
タロットの中ではかなり上位に位置するポジティブで良いカードとされています。
一般的な解釈としては「実り」「潤沢な資産」「繁栄」「収穫」「満たされた状態」「母性愛」などになるかと思います。
ではいつもの通り、ここからは青園シュウの勝手な独自解釈です。
参考にするかしないかはあなた次第です!
まず、いきなりですが、何で外にこんなソファーが置いてあるんでしょう?
子供の頃なら親に「家の物を外に持ち出したらダメじゃない!!」と、大目玉をくらいそうですが(^^;
でもそれだけおおらかな性格で、セレブなのでしょうか?
このソファーも汚れたらそれっきり捨ててしまう消耗品なんでしょうか?
そう考えると「セレブリティ」「V.I.P」「小さい事を気にしない」「後悔しない」「やりたいことはやる」「お金には糸目をつけない」などのキーワードが浮かんできます。
この女帝の表情も割と穏やかで、リラックスしているように見えますし、天気も良さそうなので、日向ぼっこでもしているのでしょうかね? 余裕のあるその雰囲気から「リラックス」「警戒心の無い状態」「けだるさ」「眠たい感じ」「いつものルーティーン」「自分のやり方を重視する」などと感じてきます。
あと、ここはどう見ても野外ですよね? 森の中の様にも、自分の庭の様にも見えます。
女帝と言うぐらいなので、やはり自分の庭なのでしょうかね?
「自然との調和」「自然を愛する気持ち」「キャンプなどのアウトドア好き」などと感じます。
そして、何よりもこのカードで一番目を引くのは、この女帝の来ている洋服ではないでしょうか?
一般的にはマタニティーガウンと解説されていて、「女性的」「母性」を意味する、などと解説されていいますが、これに関しては確かにそうとしか見えないですよね(笑)
でも、今時こんなマタニティーガウンを着てる人がいるかどうかは疑問ですが・・・
まだお腹のふくらみもそれほどでもないので、3~4か月と言う所なんでしょうか? その段階でこのガウンを着るのはちょっと早い気もしますよね?
私は女性ではないので詳しくわかりませんが、こんな早いうちから着るものなんでしょうか?
そしてもう一つ気になったのは、ちょっと丈が長くないですか?
これだと裾を踏んでしまい転ぶかもしれないし、かえって危険な気がしますが?・・・
そう考察すると、実はマタニティーガウンではない可能性もありますよね?
調べてみると、「17世紀ごろのフランスでこのようなワンピーススタイルの寝間着が使い始められて、その後ヨーロッパを中心に男女問わずこのようなものを着る様になり、現在では婦人用寝具としてのみ使用されるようになった」とありました。
男女問わずこのような「ネグリジェ」を着ていたという事は、多分日本で言う「浴衣」的な感覚なのでしょうね。
要は、単にこの絵は寝る前の状態、もしくは病気療養中、なんてことも考えられますよね。
健康を取り戻す為に外に出て新鮮な空気を吸っていたとか?・・・
そう考えると「充電期間」「療養が必要」「睡眠(昼寝)など身体を休めたほうが良い状態」「リラック出来る環境に持って行くべき」などと言うキーワードが私には浮かびます。
いかがでしょうか?
タロットって変な絵が多いからこそ、なんだか人によっても湧き出るイメージが色々ですし、そこがまた面白く、人の心を捉えるのかもしれませんね(^_-)